守谷市・牛久市周辺の方へ!振袖オシャレの型・ルールのご紹介
先日まで「新作振袖展」はお休みをいただいておりましたが、明日の16日(金)より第二弾XmasFurisodeフェアを開催いたします。
さて、今月も多くの振袖下見のお客様にご来店を頂いておりますが、これから下見を予定されている方に一つお伝えしておきたいことがあります。
それは振袖のコーディネートやスタイリングは我流よりも「型」が大事ということです。
オシャレのポイントはまず「型」やルールを知ることから始まります。色の組合せや、柄の由来・意味、そして使い方など、これまでに培われ残ってきたルール・決まりがあります。これを知ってオシャレするかどうか・・・大きく変わってしまいます。
型やルールを知らずにオシャレを考えると、ただ崩れているだけ・・・ということもありうるのです。
例えば、振袖に合わせる半衿や帯、帯締めなどの組合せです。
半衿の場合、お召しになるお嬢様のお顔と振袖の色目や柄行とのバランスの上で選んでいくことになるのですが、ここで大事なのは半衿の色。振袖の色目とお嬢様のお顔立ち等を判断し、お嬢様のお顔映りが美しくなるものを選んでいきます。
振袖の中にある色目から持ってくるのが基本となっており、その色選びもお嬢様のお顔から発するお色を見出して、私達はお色を選んでおります。
この半衿の色選びで失敗すると、他に合わせる帯や帯揚げ・帯締めで調整しようとしてもうまくいきません。お嬢様のお顔映りと半衿、そして振袖のバランスから帯や帯揚げなどの配色を決めていくことが「型」になるからです。
従って、この半衿選びに必要なのはコーディネーターのセンスということになります。佐沼屋のスタッフにはカラーコーディネートの資格を取得させているのですが、それはこのような理由からなのです。
お店で試着される際、この振袖と半衿の組合せにしっくりいかない場合は、お店の方に率直にお伝えされた方が時間の無駄になりません。しっくりいかないままコーディネートをしてしまうと、いたずらに時間ばかりがかかってしまい、帯合わせや帯揚げなどの小物合わせもうまくいかず、結果として振袖選びに失敗してしまいます。
せっかく気に入っている振袖なのに、この半衿選びの失敗のために着られなくなることもありますので、ここはとても重要なポイントなのですね。
残念ながら、この振袖コーディネートの型やルールを知っているお店が少なくなりつつあります。基本を教わってないためです。
最初の振袖選びの後、半衿の合わせ方に満足が行かない場合は別のお店に行かれることも検討された方がいいと思います。ぜひ参考にしてください。
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